ヴィクトリア調のイラストが描かれているガラススライドです。
窓から見える景色や椅子の装飾まで、気が遠くなりそうな程細かい描写。
空の色合いや、よく見ると川を渡る船も見えて来ます。
別名マジックランタン スライドとも呼ばれています。
幻灯機は、いわゆる映写機の元となった機械です。ガラスの絵を幻灯機で照らして、壁やスクリーンに映像を映し出します。
一枚一枚スライドを取り替えてお話を進めるので、紙芝居のようでもあります。カラーのものは、一枚づつ女工が手作業で色付けしたと言われています。
のちに、フィルムが発明されるようになってからは、こうしたガラスのスライドは市場から姿を消しました。
光にかざして、小さなガラスの中に描かれた物語の欠けらを、コレクションにいかがでしょうか?
「ウィンザー城−図書館」antiquランタンスライド
¥5,050価格
国:不明
年代:1880年頃(1850〜1899年)素材:ガラス
サイズ:W約8.2cm×H約8.2cm